感情労働のプラス面とマイナス面

自分の感情をコントロールすることは、人と円滑なコミュニケーションをとるうえで重要です。

感情コントロールを怠ると、相手とのスムーズなやり取りが難しくなり、その場の雰囲気も悪くなります。

相手の信頼関係を失ってしまうケースもあるため、上手に感情コントロールしてコミュニケーションをとることを意識しましょう。

特に人と接する仕事に就く場合は、感情コントロールが欠かせません。

こうした感情コントロールを大切にしながら働く仕事を、感情労働と呼びます。

感情労働は人と接する仕事なので、自分の行いによって相手に喜んでもらえたり、感謝されたりすることもあるでしょう。

他者から与えられるポジティブな内容は仕事に対するやりがいにつながりやすく、その点が感情労働のプラス面と言えます。

一方、仕事をしていると、理不尽な内容がぶつけられてしまうこと珍しくありません。

感情労働では、そのような際にも心を乱すことなく、気持ちの良い対応が求められるのです。

相手の態度によっては、当然ながら怒りや不満などの感情が湧き上がってくることもあるでしょう。

しかし、良くないと感じる相手の態度に合わせて、仕事中に失礼な態度をとることは厳禁です。

感情労働では相手が不快な気持ちを抱かないように、感情をコントロールして対応することが特に求められます。

自分の感情に反した言動をとる必要性から、精神的負担が大きくストレスが溜まりやすいのが感情労働のマイナス面です。

自分が感情労働の仕事に適しているかどうかを、しっかりと見極めることが大事になってきます。

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